オウム死刑執行を受け、被害者の会代表の高橋シズヱさん「執行は当然」

オウム真理教のかつての教祖・麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)ら7人の死刑が執行されたことを受け、地下鉄サリン事件で駅員の夫を亡くし、現在は「被害者の会」の代表を務る高橋シズヱさんが会見を開いた。高橋さんの夫は当時、霞ケ関駅の助役をしており、サリンの入った袋だということを知らずに片付けていた際に亡くなった。

高橋さんは冒頭「その時が来たな、という、それだけしか思いはありません。麻原の執行に関して、私は当然と思っています。ただ、裁判の経過とか、逃亡者の出頭・裁判ということがあったので、ここまで23年以上かかってしまい、亡くなった人や関係者、私で言えば主人の両親、私の両親はもうすでに亡くなっているので、この執行のニュースを聞くことはできなかったのが残念だろうなと思います。麻原の執行を聞いたときには、会見しなくちゃいけないんだなという意味で緊張はしましたけれども、そのあと井上、新実、土屋、中川、遠藤、早川という名前を聞いたときにはやっぱり動悸がしました。今後のテロ防止という意味で、もっと彼らには色々なことを話してほしかったし、専門家も死刑囚に対していろいろなことを聞いてほしかったということがあります。それができなくなってしまったのという心残りはあります」とコメントした。

松本死刑囚の死刑執行をニュースで知ったという高橋さんは、その他の死刑囚の執行について午前9時45分に法務省刑事局参事官からの電話で知ったという。7人同時の執行については、「少し意外という印象も持った」という。

「大事なことは、ここ何年か法務省に要望を出していましたが、その要望の一部を叶えていただいたことがあります。面会が叶わなかったのは制度としては致し方ないかなと思っていますが、おそらくメディアで発表される前に、麻原以外の執行された人の名前を法務省から聞くことができました。法務省に言われたのは、色々な要望に対して非常に重く受け止めているけれども、現時点では執行された人の名前を知らせるにとどまる、ということでした。今後も要望の中で何ができるかとうことを順次考えていきたいと言われているので、今後の執行の機会に良い変化が出てくればと思っています」。

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