シンガポール史上最悪のサイバー攻撃、首相含む150万人の医療情報盗まれる

【AFP=時事】シンガポール当局は20日、政府の医療データベースがサイバー攻撃を受け、150万人分の情報が盗まれたと発表した。リー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相の情報も盗まれており、シンガポール史上最悪の被害となっている。

シンガポールの保健省と情報通信省は、「意図的で対象を絞った、計画性が高い」攻撃で「前例がない」ものだったとしている。ガム・キムヨン(Gan Kim Yong)保健相は記者会見で、「攻撃者は特にリー・シェンロン首相の個人情報と通院情報を繰り返し標的にした」と明らかにした。

サイバーセキュリティー庁の分析によれば、今回の攻撃は遊び感覚で行うカジュアルハッカーや犯罪集団によるものではないという。当局は犯人についてのコメントは避けたが、リー首相の情報はインターネット上に見つかっていないと述べた。

リー首相は「犯人が何を得たかったのかはわからない。政府が隠している国家秘密か、あるいは少なくとも私を困らせる何かだろう」とフェイスブック(Facebook)に投稿。「通常、私自身の医療データの内容を人に話すことはないが、その中に驚くような情報はない」と述べた。

当局によれば、犯人は6月27日~7月4日にマルウエア(悪意のあるソフトウエア)に感染したコンピューターを使って政府のデータベースにアクセス。その後政府の管理者が「異常な活動」に気付いた。

不正アクセスを受けた情報には個人情報や患者に処方された医薬品の情報が含まれているが、医療記録は被害を受けていないという。【翻訳編集】 AFPBB News

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