吉永小百合、「無言館」チャリティー朗読で希林さんに涙「まだ近くにいる気がして」

女優の吉永小百合(73)が21日、長野・上田市のサントミューゼ大ホールでギタリストの村治佳織(40)と「チャリティ朗読コンサート2018―『無言館』よ、いつまでも―」を行い、15日に死去した女優・樹木希林さん(享年75)への思いを目に涙をため、初めて語った。

吉永にとって希林さんは親友。訃報時、コメントできないほど動揺が激しかったが、この日もまだ悲しみは癒えていない。しばらく目をつむり、込み上げるおえつを懸命にこらえ、話し始めた。声が少し震えていた。

「無言館」は同市にある戦没画学生慰霊美術館。希林さんは2016年にここに招かれ、新成人25人に自筆の手紙を書いて手渡している。戦争の記憶が薄れれば、戦争が再び繰り返される。平和が続いて欲しい、という趣旨の内容を新成人らに反戦を語っていた。

「希林さんの新成人のことを知ったのは亡くなってから。いつも(反戦は)『私には関係ないわ』という感じでおられたので。いまもその辺におられ『あんた何してるの』と言っているかも。希林さんに変わって私もしっかりやろうと思っています」といって1600人を前に無言館の窪島誠一郎館長(76)の詩「あなたを知らない」「人は絵を描きたい」を朗読した。

「お体が悪いことは知っていましたが、(死去は)つらいです」といい、壇上では最後に「希林さんのためにも続けましょう」と呼び掛け、朗読コンサートの継続を誓っていた。

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