「素晴らしい動画をありがとう」――釧路市の観光PR動画が国内外で人気 担当者「まったく予想していなかった」

北海道釧路市が制作した観光PR動画がYouTubeで人気を集めています。公開から半月で再生回数は500万回を超え、さまざまな言語で「行きたい」「美しい」といったコメントが寄せられています。

【画像】動画に収められた釧路市の名所

動画は訪日外国人観光客にアピールするために制作されたもの。緑あふれる釧路湿原や阿寒湖の美しい風景、新鮮な海産物が並ぶ和商市場といった人気スポット、釧路そばなどの名物、古くから伝わるイオマンテの火まつり……ナレーションはなく、穏やかな音楽と地名や名物の名前を示すシンプルな字幕とともに8K映像で流れていきます。

9月16日に公開され、10月はじめ時点の再生数は700万回以上。海外からのコメントに加えて、「釧路の良いところ、全部入ってると思う」「素晴らしい動画をありがとう」と日本からの称賛のコメントも見られます。

編集部では釧路市産業振興部 観光振興室の担当者にこの動画についてお話を伺いました。

釧路市は観光庁の「観光立国ショーケース選定都市」として選定されており、訪日外国人の誘客目標を掲げています。同市では目標達成のため、従来の旅行会社へのアプローチだけではなく、膨大な潜在的個人旅行客へのアプローチを目指していたとのこと。そうした中でGoogleからYouTubeの動画広告の提案があったことが動画制作のきっかけです。

動画の公開は北海道胆振(いぶり)東部地震から10日後。当初はもう少し早く完成する予定だったのが、悪天候でずれてしまったとのこと。被災地で地震の被害に苦しむ人がいる中で、PR動画を公開するかどうか悩んだと担当者は言います。しかし「無用な風評被害につながらないよう、釧路が元気であることを示す」という意味でも、このタイミングで公開したとしています。

半月ほどで500万再生という反響については、「まったく予想していませんでした」と担当者。同市が過去にYouTubeで公開したPR動画は再生数が1000回程度。今回の動画は広告予算をある程度見込んでいるため、一定程度の視聴回数は想定していたものの、これだけの結果は予想外だったそうです。

担当者は動画の人気ぶりについて、多くの人が視聴し、高評価やコメントが多数ついていることに驚きと喜びを感じているとコメント。「北海道の観光は、先の胆振東部地震や台風により大きな影響を受けているので、少しでも明るい話題になればいいと思っています」と締めくくっています。

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