連続テレビ小説『まんぷく』語りを担当する芦田愛菜(C)NHK(オリコン) 芦田愛菜、『まんぷく』で目指す語りとは?「いい意味で存在感を消す」

NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月~土 前8:00 総合ほか)で、女優の芦田愛菜(14)が担当している語りが、概ね好評だ。SNS上でのコメントを見ていると、「ハキハキとして聞き取りやすい」「あまりに自然なナレーションで、芦田愛菜であることを忘れる」「『福ちゃん』『萬平さん』…という呼びかけに親しみを感じる」。萬平さんが憲兵の取り調べ(暴行)を受けるような深刻な状況でも暗くなりすぎない。芦田自身は、『まんぷく』の語りについて、どう思っているのだろうか。

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「すごくうれしかったです。朝ドラは家族みんなで観るのにぴったりで、ヒロインのけなげな姿を思わず応援したくなったり、自分も頑張ろうって思えたりする、さわやかなイメージがありますよね。すごく伝統があり女優として演技を続けていく上での目標のひとつでもあったので、今回はナレーションという形で参加させていただけて光栄に思っています」

前作の『半分、青い。』でヒロインを務めた永野芽郁は18歳(放送開始時)で、その前の『わろてんか』の葵わかなは19歳(同)、そして『まんぷく』の安藤サクラは32歳(同)。14歳の芦田にはこの先いくらでもヒロインを演じるチャンスはありそうだ。

14歳といっても芦田の場合は、すでに経験豊富。2010年、『Mother』(日本テレビ)でテレビドラマデビュー。以降、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(NHK)に出演。『さよならぼくたちのようちえん』(日本テレビ)で日本のドラマ史上最年少初主演。『マルモのおきて』(フジテレビ)の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で『第62回NHK紅白歌合戦』に史上最年少で出場。13年には映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューも果たした。

アニメーション作品の声優、ミニ番組『気づきの扉』(テレビ朝日)のナレーションといった声の仕事もしているが、「ドラマの語りは初めての経験なので、本当に緊張します。これまでいろいろなお仕事をさせていただきましたが、『語り』のようにそのシーンの雰囲気を壊さないように声を入れていくのは、やはり難しいです。1回15分という短い時間の中でお芝居をよりわかりやすくするためにナレーションがあると思っているので、いい意味で存在感を消して、少し離れたところから登場人物たちを見守るような存在でいられたらいいなと思っています。雰囲気にあった声でナレーションするというのは、女優として“演じる”という部分に通じるところもあると思います」。

ドラマの制作側からは「戦前からはじまる物語だけれど、視聴者の方々に『昔の話だ』と思われてしまわないように、『今と昔をつなぐ架け橋』になってほしい」というリクエストがあったという。そうして生まれたのが、放送で聞いている、あの語り。「等身大の私で自分らしくナレーションさせていただいています」。

ちなみに、本作のモデルになっているのは、「インスタントラーメン」を生み出した日清食品創業者の安藤百福(あんどう・ももふく)さんと妻の仁子(まさこ)さん。芦田はかつて「チキンラーメン」(日清食品)のCMでシンボルキャラクター「ひよこちゃん」にふんしたことがあり、「キャラクターが擬人化して生みの親たちの偉業を語っている」と言っている人も。物語のどこかで芦田の出演を期待する声もあがっているが…。

「本当にかわいらしい福ちゃんが、萬平さんを支える強い女性になっていくところが楽しみです。私もテレビの前のみなさんと同じ気持ちで福ちゃんを応援しながら『まんぷく』という物語をより一層楽しく親しみやすいお話だと感じていただけるような語りを目指します。精一杯務めさせていただきますのでよろしくお願いします」。

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