正恩氏「一歩も譲歩しない」非核化で米けん制か

 【ソウル=岡部雄二郎】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、父・金正日(キムジョンイル)総書記の死去から17日で7年となるのに合わせ、遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れた。党幹部を引き連れた正恩氏は、「一歩の譲歩もなく総書記の構想と念願を最後まで実現するために力強く戦っていこう」と呼びかけた。

 北朝鮮は最近、経済制裁の解除に応じない米国への反発を強め、米朝の非核化協議は暗礁に乗り上げている。正恩氏は党幹部を前に、非核化協議で米国に譲歩しない考えを示したものとみられる。

 一方、北朝鮮外務省の米国研究所は16日、政策研究室長名で談話を発表し、正恩氏の側近の崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長らが新たに米国の制裁対象に指定されたことについて「憤怒を禁じ得ない」と非難した。その上で「朝鮮半島の非核化へと向かう道が永遠に行き詰まるような、誰も望まない結果を招くかもしれない」と米国をけん制した。

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