昨年度世界18位に転落のスパコン「京」8月に停止 稼働7年、撤去へ 後継機“ポスト京”を整備

 京の後継機を巡っては、14年3月、京の跡地にポスト京を整備する方針が決定。京の最大100倍規模の性能を誇り、18年11月に政府の「総合科学技術・イノベーション会議」でシステムの製造開始が認められた。

 文部科学省は、整備費用として、18年度の第2次補正予算案と19年度の当初予算案に計307億7千万円を計上。21~22年の運用開始を目指し、本格的に動き始める。

 一方、現行の京については、ポスト京の整備に伴い、19年8月16日に運用を停止し、同月中に全てのシステムをシャットダウンする。停止後は、一部を活用する以外は解体、撤去する方向で調整している。

 京を運用する理化学研究所計算科学研究センターは「他の研究機関などへの移転も含め、活用の道を模索したが、運用や保守にかかる費用から現実的ではないと判断した」と説明。文科省などによると、解体、撤去には数億円程度かかる見通しで、素材のリサイクルなどによって費用の圧縮を図るという。

 毎秒1京回(京は兆の1万倍)を超える計算速度を誇り、ビッグデータの処理能力を競うランキングは15年から8期連続で世界トップに立つ京。これまでに、南海トラフ巨大地震対策や肥大型心筋症のメカニズム解明など、さまざまな分野で活用されてきた。

 文科省によると、国内では京の計算速度を上回るスパコンも開発されたが、依然として京の存在感は大きく、運用停止による研究や開発への影響が懸念されるという。担当者は「国内の主要なスパコンをつなぐネットワーク『HPCI』の連携を強化して影響を最低限にとどめ、ポスト京の早急な整備に努めたい」と話す。

現在のスパコン順位( 2018.11.12 状況)

主なスパコンの順位と計算速度(1秒間の浮動小数点計算回数、京は1兆の1万倍)は以下の通り。

(1)米オークリッジ国立研究所「サミット」 14京3500兆回

(2)米ローレンスリバモア国立研究所「シエラ」 9京4640兆回

(3)中国・無錫スパコンセンター「神威太湖之光」 9京3014兆回

(4)中国・広州スパコンセンター「天河2A」 6京1444兆回

(5)スイス・国立スパコンセンター「ピーツ・ダイント」 2京1230兆回

(6)米ロスアラモス国立研究所「トリニティー」 2京158兆回

(7)産業技術総合研究所「AI橋渡しクラウド(ABCI)」 1京9880兆回

(8)独ライプニッツ研究センター「スーパーMUC-NG」 1京9476兆回

(9)米オークリッジ国立研究所「タイタン」 1京7590兆回

(10)米ローレンスリバモア国立研究所「セコイア」 1京7173兆回


(14)東京大・筑波大「オークフォレスト・パックス」 1京3554兆回


(18)理化学研究所「京」 1京510兆回

と言う具合で、アメリカが1位・2位を3位は中国といった具合で、7位にやっと日本である状況である。

 あくまで個人的な感想ではあるが、民主党政権時に「1位で無いといけないのですか?」のあの失策が世界に後れを取ったと考えています。当時の政権を選んだのは我々日本人だ。私は支持してなかったが、多数決で選ばれた国民に支持されて舵を取った政権である。だから私は今後のことを考えて発言します。
 トップを目指していてもトップになれないのが世界です。まだ日本はかろうじて経済大国で3位を維持してるが、政策批判ばかりでマインドが低い為、所得向上していないのが現状である。大手銀行の減益の件はまた別の記事で書くが、産業育成しない国家はたちまち転落すると言う事だ。
 次回選挙の時にも、我々日本人は心して投票しないといけない。選挙に言ったことのない事を自慢する中小企業の社長さんもいるが、自分の為だけでなく多くの人の為にも政党などの方針を聞き、現実論か判断して投票すべき時代になってきたのである。
(了)

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